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酸を出すキノコが立派なサルノコシカケに生長しました。
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消えた安房川のアユ
速報!
2011年安房川のアユが復活しました。
松峰大橋の上の瀬で、少なくとも大小2匹を観察しました。
調べてみるとアユにはサケのような母川回帰性がないとか?ふらふらと彷徨って迷い込むのでしょうか?
春先の海流や増水などで、気分が変わるのかも知れませんね。
再び定着してくれることを祈っています。


 
 屋久島の川には川魚がいないと思われている方も多いかと思いますが、それは山岳部の話です。河口近くに大川之滝のような魚留めの滝があるために、山には魚が上がっていけないためです。小杉谷では放流したヤマメがちゃんと繁殖していますので、山で魚が棲めないわけではありません。
 一方、魚留めの滝より下には、アユのような川魚も棲んでいます。
 安房川の松峰大橋の上の瀬は、海と川の出会う最前線です。カヤックで上がって行って、スノーケリングをすると海の魚と川の魚が奇妙に同居している姿を見ることができます。アユとギンガメアジが一緒に泳いでいたり、ウグイとクサフグが一緒に泳いでいたり・・・と説明していたのですが。
 毎年たくさんのアユが群れていた安房川ですが、2009年の夏から、全くアユの姿を見ていません。
 アユは1年魚なので、一度いなくなってしまったら、翌年もいないのではと心配していたら、やっぱり2010年の夏にも、全く姿を見ることができません。どうも安房川のアユが滅びてしまったようです。
 安房川では鮎釣りの姿も見かけませんので、乱獲ということはないと思いますが、いったいどうして滅びてしまったのでしょうか?
 川はいつものように美しく澄んできれいです。
 どなたかアユが滅びるわけをご存じの方は下記までご一報下さい。


forest@ynac.com