自然情報
陸棲動物図鑑

哺乳類爬虫類両生類鳥類昆虫類その他

このコーナーでは、写真が撮れたのもから順次紹介していきます。
自然情報

屋久島の地質


屋久島の気象・気候

屋久島の植生垂直分布

屋久島陸棲動物図鑑

ヤクシカおもしろ生態図鑑

屋久島海洋生物図鑑

屋久島有象無象

屋久島の謎


ツアー情報
Forest Walk
ヤクスギランド
白谷雲水峡
西部照葉樹林


登山
カヤック
スノーケリング
MTB里めぐり

自然情報TOP

ホーム


その他のおもしろ動物

このページでは、その他の変な生き物たちを紹介します。
クモ類


半山川で石をめくってプラナリアを探していたら、奇妙な生き物が出てきました。
目つきはヒラムシのようでもありますが、ひげが生えている姿はナマズのようにも見えます。
またカブトエビか何かのようにも見ます。
側面のヒダヒダが波打って動きます。

お尻には尾のようなものも見えます。
どうもこれは水生昆虫のようで、オナシカワゲラ科の幼虫のようです。
とても昆虫には見えませんでしたが、ヒダヒダに見える部分の下に足が6本あるようです。
この仲間は粘液に覆われていて、本土ではそれに泥が付くようですが、綺麗な屋久島の川では、泥が付かず寒天に覆われたような不思議な姿をしています。


なんだアリじゃないかと思われるかもしれませんが・・・よく見ると
何とも言えない顔をしています。
目の数が明らかに多い。あごがギザギザしていない。
よく見ると触角に見えていたものも、足のようです。
実はこれはアリグモというハエトリグモの仲間です。あごが小さいので雌でしょうか。
お尻からはちゃんと糸も出ます。
それにしても見事な擬態ぶりは、アリに似ていると強そうに見えるからとか?

なぞの生き物?

西部の川原北谷の岩の上を歩いていました。
大きさは1円玉ほどです。
背中はヒザラガイのようにも見えます。
横から見ても何とも奇妙な姿をしています。まるでナメクジのようです。
顔を見ると、点のような目が愛嬌があるように見えます。
鎧を纏ったダンゴムシのようでもあります。
しかし驚くべきことに、一見顔に見えたその下から、更に顔がでてきました。
まるでエイリアンのようですね。
YNACの虫君によると、シジミチョウの幼虫ではないかということですが、良く分かりません。
どなたか名前がわかる方は教えて下さい。

カニムシ

尾のないサソリのような形をした奇妙な生き物。
西部の海岸近い照葉樹林帯で、お客様の腕についていたところを発見。
カニムシは節足動物門クモ綱カニムシ目に属する体長1~7mm程度の小型の動物で,はさみ状の大きな触肢をもち,日本では9科48種が確認されているそうです。

オオアカザトウムシ
(Epedanellus tuberculatus)

 この画像を専門家に見ていただいたところ、カマアカザトウムシ科のオオアカザトウムシであろうとの回答が得られました。

薪切りをしていると、薪の間から世にも奇妙な生き物がでてきました。
見て下さいこの面構え。謎の宇宙生物といっても、違和感がありません。
一見クモのようにも見えますが、背中に突き出た1本の針は、ザトウムシそっくり。
しかし森の中で見かけるザトウムシほど足が長くなく、かわりに何とも不思議な鎌を持っています。
怪しく光る黄色い斑がなんともおしゃれ。
実に不思議な生き物です。

クモ類
サツマノミダマシ

ハゼの実(一部の地域では薩摩の実と呼ばれる)に似ていることからこの名前がついたとか。緑の葉の上にいると目立たないが、枯葉の上にいたらこのとおり、よく目立ちます。
ナガコガネグモ

軒下に多いのは、圧倒的にジョロウグモですが、たまにコガネグモも見かけます。腹のトラ柄がきれいです。
加治木で行われるクモ合戦はこの仲間のコガネグモを戦わせます。
オオスミコガネグモ

鹿児島県南部からトカラ列島にかけて分布する希少種。
JRホテル下の谷崎鼻には普通にいます。
ジョロウグモ

秋になると軒下や電線の間を埋め尽くすようにジョロウグモの巣が目立ちます。
秋にしかいないのかと思っていましたが、秋までは巣が小さく目立たないだけのようです。
オオジョロウグモ

日本最大のクモと言われており、鳥を食べることもあるそうです。奄美以南といわれていますが、谷崎鼻にはたくさんいました。さすが屋久島の南国です。左♀右♂
スズミグモ

クモらしい姿をしていますが、なかなか美しいクモです。巣がおもしろいそうなので今度はじっくり観察したいと思います。
トゲグモ

とげとげしいの姿が、実に奇妙なクモです。
スジブトハシリグモ

水辺を好むとのことで、市川家の池で見かけます。
写真は、アマガエルを捕まえて食べているところ。結構たくましいクモです。
キクヅキコモリグモ

市川家の池の水草の上を走り回っています。
おしりにはその名のとおり子グモがびっちりと乗っていて子育てをしています。
ハラクロコモリグモ

夜弓道場の灯りの下にいました。
拡大するとおしりの子グモたちがリアルに見えてなんともいえません。
母の愛、恐るべし。
アリグモ

姿がアリそっくりの奇妙なクモ。
ジャンプして瞬間移動するところがアリとは違っていますので、動きを見ればクモだとわかります。
アシダカグモ

家の中にいて驚かされるのがこのアシダカグモです。大きいものは手のひらサイズです。気持ち悪がられますが、人には危害を加えないで、ゴキブリなどを食べてくれる益虫です。
写真は脱皮したところ。