屋久島の謎

なぞの半山遺跡

 屋久島西部の半山には、戦後開拓で人が住んでいた時期はあるものの、昭和30年代には、全て引き払われて、無人地帯となっています。
 しかしその後も、山仕事などで人は入っていたようようで、上の写真のように、何人もが泊まり込んでいたかのような、ゴミ(遺物)が残されています。
 このうち中央の下の方ある牛乳瓶のような形をした瓶は、
弘乳舎の「ストレートと言う名前の「SOFT DRINK」です。
 弘乳舎は、ネットで調べたところ熊本県の会社で、今も健在でした。
 熊本から来た中西さんが、帰宅後早速弘乳舎に問い合わせてくれました。
「親切な総務課の高木さんという方が、すぐにいろいろと調べてくださって教えてもらいました。S45年から50年に販売されており、「ミルクコーヒー」か「アップルジュース」のどちらかだそうです。屋久島の方にも代理店があったそうですので、そちらで購入されたものでは‥、ということでした。」
 ということでこの遺跡の年代が、今から28年から33年前の遺跡と言うことが判明したわけです。
 ここから謎なのですが、この瓶や周囲に散らばる一升瓶はゴミとして片づけられますが、湯飲みや飯盒は、ほとんど壊れておらず、今でもそのまま使えそうなものばかりです。仕事が終われば持って帰ればよいはずなのになぜここに残されたのでしょうか?
 何かとんでもない出来事が彼らを襲って、着の身着のまま逃げ出したのでしょうか?北朝鮮に拉致されたのでしょうか?はたま千と千尋の神隠しにあったのでしょうか?謎は深まるばかりです。


ここでいったい何が起こったのか?何か情報をお持ちの方はご連絡下さい。
forest@ynac.com



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