想定外のアニマルウォッチング
市橋農園前でアオサギの散歩に遭遇。予期せぬ偶然の出会い。ちょっと驚く。
市橋農園は、3代続く老舗のポンカン・タンカン農家さんです。
静かに素早く、ニホントカゲを捕まえました。ゆっくり歩いています。 背が灰色。
日本のサギの最大種で、全長が90cmぐらい。
小学生よりも大きな、水辺に多い「渡り鳥」で、秋冬に屋久島にやってきます。
まだ大人になりきっておらず、羽毛がボサボサです。大人なら、首が白く、後ろからは灰色に見えます。
成長すると、頭に黒い羽がぴょんと飛び出ますが、若うちは体全体がくすんだ感じ。
本当はもう少しキレイに、体に色が出るのです
「はーなーしーてー」 このあと、静かにどこかへ飛んでいきました。 10分近く一緒にうろうろ。
まだ温かいうちは、ドライブしながらでも、生き物観察を楽しめます。
かつて、白と黒の中間的な色を「アオ」と言ったので、「アオサギ」。
奈良時代にはそう呼ばれていたそうです。
学名 Ardea cinerea 、「灰色サギ」。英名は Grey Heron、これも「灰色サギ」です。
世界では「灰色サギ」と呼ぶ国が圧倒的に多く、
「アオサギ」と呼ぶのは、日本・中国・オランダなどごく僅かだそうです。
FinPix S-5 pro nikon 18-300 3.5-5.6ED 樫村撮影