ブルネイ王国ジャングルツアーレポート ⑤
ジャングルの朝は大型の怪鳥「サイチョウ」の声で目が覚めます。
空の王者ともいえる風格をもつこの鳥は、翼を広げると1mをオーバーする巨体です。
巨樹の洞を巣にしているために、森林伐採の進んだ熱帯雨林では貴重な鳥です。
ブルネイのジャングルでは巨樹もサイチョウも多く、世界中からバードウォッチャーが訪れます。
まさに奇跡の森!
夜は電燈に集まった昆虫観察です。
名前は不明ですが、飛来したカッコいいクワガタ。
マングローブの森、間を流れる汽水域の河を泳ぐミズオオトカゲ。
150cmにもなる大型のトカゲです。
泳ぎがうまく、水にも潜ります。
2012年のツアーで見られた生き物たちは
ツノサイチョウ、キタカササギサイチョウ、ほかサイチョウ5種
ビントロング(ジャコウネコ科の最大種、大変珍しい)
テングザル、シルバーリーフモンキー ほかサル数種
ミズオオトカゲ、イリエワニなど熱帯性の爬虫類
野生のベタ、ラスボラなど淡水魚
カラフルなナナフシやクワガタ
熱帯魚好きの間では人気の水草、クリプトコリネも自生しています。
水上葉は波打っていて、非常にカッコいいです。
さまざまな 生き物が息づくジャングルは、飽きることがありません。
好奇心を揺さぶる大自然に、完全に虜になってしまいました。
現地ガイドのジャングルデイブからは巨大なニシキヘビやキングコブラ、
幻のミミナシオオトカゲ、未確認生物オランペンデクの話など、
わくわくする話をたくさん聞けました。
さて次回のジャングルツアーでは、いったい何に出会えるのでしょうか?