森歩きも山登りも気持ちのいい季節になってきました♫
リピーターさんと、西部照葉樹林と黒味岳へ行ってきました。
1日目は西部照葉樹林へ。
実は動物が怖い、というリピーターさん。
動物が間近で見られる森ですが、早速、シカの親子の登場に、怖がりながらも、遠くからウォッチング。
新緑が始まった照葉樹の森の中では、暖かさで目を覚ました動物たちにも出会いました。
おっきなクワズイモの葉が重なりあっているちょっと日陰に、葉っぱと同じ色をしたアマガエルがじっとしてました。
そよそよと揺れる葉っぱの上で、まだ寝てるのかな?
あんまり出会わないヘビにも、その日は2匹も遭遇したり、展望岩から海を眺めていたら、イルカらしきものが現れたり、普段お目にかかれないような動物たちにも出会えてしまいました。
沢沿いのサクラツツジは満開で、爽やかな風に吹かれて花見をしながらゆっくり休憩しました。
2日目は黒味岳岳へ。
またまた天気に恵まれて、風もなく、真っ青な空。
木漏れ日が差し込むヤクスギの森では、コマドリやミソサザイのさえずりが聞こえ、春を感じながら歩きました。
もみの木の巨木のそばでひと休みしながら、そばにあるシキミの花がたくさん咲いているのに気付き、写真を撮るつもりが、リピーターさんがわけてくださった「坊ちゃん団子」にすっかり心奪われ、シキミはそっちのけになってしまいました。
本当に「花より団子」です。
森を抜け花之江河に出ると、真っ青な空に黒味岳が目の前に現れます。
山頂はもうすぐです。
デッキの後ろには、花芽をたくさん付けたヤクシマシャクナゲも。
5月末には沢山のかわいい花を咲かせてくれるでしょう。
山頂近く、足元に咲くとても小さなヤクシマコケリンドウ。
まだ花は咲いてませんが、もう少しで咲きそうです。
山頂は、他の登山者は2名だけで、ほぼ貸し切り状態でした。
淀川の駐車場にあった車の人たちは宮之浦岳へ向ったのでしょう。
それにしても、まさに山日和でした。
アセビも花を咲かせ始めていますが、まだたくさん蕾がついています。
もうちょっと先が楽しみです。
帰り道に、撮り忘れたシキミもパシャリ。
淀川では、コーヒーをいれて甘いおやつを。
リピーターさんには、鹿児島の郷土菓子「ふくれ菓子」を。私はお客様から芋羊羹をいただきました。
淀川のせせらぎを聞きながら、川向かいに現れたミソサザイを見ながら、のんびりしました。
森歩きも山登りも、気持ちのいい季節になってきました。
(ちほ)