屋久島の謎
腹のない羽アリの大発生
2002年7月16日撮影
台風7号の爪痕も生々しい7月15日の安房川カヌーツアー。
台風が連れてきたのか、川面を無数のウスバキトンボが飛び交っていた。
増水した荒川ダムの放水口を、やっとのことで漕ぎ上がり、松峰大橋の近くまで来ると、どこから来たのか、いつのまにか、カヌーの上に多数の羽アリが集まってきた。
しかしなにやら様子がおかしい。皆一様に腹部がないのだ。
驚いたことに、腹部がないのにも関わらず、この羽アリは、皆元気に歩いている。
1匹、2匹ならともかく、一つのカヌーに20匹以上もの腹のない羽アリがとまっていた。他のカヌーや周辺の水面に浮かんでいるものをあわせると数百匹単位でいたのではないかと思われる。
中には腹のあるものもいたが、これが同じ種類なのかは定かではない。ただカヌーにとまったほとんどの羽アリが腹部がなく、元気に歩き回っていたのだ。
はてさていったい何が起こったというのだろうか?
腹のない羽アリについて、情報をお待ちしています。
forest@ynac.com
腹のない羽アリについて情報を頂きました。
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広島のうみがめさんより(2003/7/16)
僕は以前長野県の霧が峰高原でアリの結婚飛行(巣立ち)を見たことがあります
巣穴から羽アリが次々と出てきて飛び立っていきました。
しかしまもなくどこからか続々とトンボがやってきて飛び立つアリを片っ端から食べ始めました。
狙いは栄養豊富な腹部で飛びながら捕まえては、おなかを食いちぎっていました。
食われたアリはまさにハラのないハありとなりました。
重心のバランスが崩れるらしくうまく飛べなくなり墜落していきましたが、地上ではしばらく歩いていました。
おそらくこれと同一のことが起こったのではないでしょうか?
腹の残っていたアリは、運良く難を逃れたものだと思います。
東京の久留島さんより(
2002/8/22
)
私は今年、部活の合宿で山梨県の都留市というところに言ってきました。
そこで、環境調査のようなことをしつつ、散策をしたのですが、そのときに腹部のない羽アリを発見しました。そのときは、ただたんに腹部がないだけでそのうちに死んでしまうだろうと思って見過ごしたのですが、先ほどYNACさんのHPを見てちょっと驚きました。
いったいなんなんでしょうか・・・。
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