屋久島の謎
虫ばかり食べた糞

屋久島は、人2万、鹿2万、猿2万と言われた人と鹿と猿の島だ。肉食系の動物といえばイタチぐらい。
ところが1997年10月3日に、前岳山頂(標高約840m)で、奇妙な糞を拾った。
当日の雨のせいか、形が崩れていて、何の糞だか見当がつかなかったが、内容物は、昆虫とサワガニだけで、植物繊維等は全く含まれていないようであった。雰囲気的にはタヌキっぽいのであるが、屋久島にはタヌキはいないはずである。
猿も結構昆虫を食べるが、これほど多種にわたる昆虫を集中して食べることがあるのであろうか?
現在、千葉県立中央博物館の倉西氏を通して鑑定依頼中であるが、何か心当たりのある方は、情報をお待ちしております。

情報は下記までメールにてお待ちしております。
E−MAIL : forest@ynac.com


糞に含まれていたもの(抜粋)
蜂の羽と頭部、その他の腿と脚 各種甲虫(ゴミムシ、ゾウムシ等) 各種甲虫の羽
中央はアオドウガネ?
バッタの足等 センチコガネ サツマゴキブリ
サワガニ(爪がそのまま残っている)
ハサミムシの鋏
クロギリス等の産卵管
蟻の頭部
大きさからして数種混ざっている?
その他の虫の尻等


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