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YNACは屋久島高校環境コースの野外実習講師をつとめています。

120316屋久島高校環境コース 野外活動実習

ヤクスギランド実習 担当者 小原比呂志
平成23年3月16日(金)8:30~15:30
屋久島高校環境コース2年生5名、1年生11名

講義プログラム

講義プログラムの内容は下記のとおり。

  1. 森林の生態調査の基本 「ヤクスギ樹高の簡易測定」
  2. 樹木の種類を見分ける 「ツリークエストで樹木種の同定」
  3. ヤクスギ林の特徴 「フォレストウォークで森林の観察と把握」

屋久島の子どもたちは自然に触れる機会を豊富に持っていますが、とはいえ高校生が森林のことをきちんと学ぶ機会はそれほど多くありません。
今回の実習のプログラム作成に当たっては、内容が面白く、生徒が集中でき、自然に関して何らかの力が身に付く、ということを目標にしました。

プログラム1.「ヤクスギ樹高の簡易測定」(1時間)

目的

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樹高を実際に調べてみることで、森林の背の高さや枝の広がりなどのスケールを把握する感覚を養う。

プログラム説明

ヤクスギランドへ向かう途中の標高850m付近、比較的平坦な車道わきにある広場で、メジャーとスマホ、目印用のガムテープなどを使った簡単な三角測量で、脇に生育するヤクスギの樹高を計測する課題です。

まず適当な距離に生徒一人が立ち、胸のあたりにガムテープを貼ってこれを基準点とします。
次に基準点からヤクスギまでメジャーを水平に引っぱり、幹のメジャーがぶつかった高さにガムテープを貼ってこれを補助点とします。
根もとから補助点までの高さを測っておきます。
最後に基準点から木の頂点を見通して、その仰角をスマホの地質学用アプリ「簡易クリノメータ」で測定。
(クリノメータは、重し付きの糸を貼りつけた大型の分度器でも代用できます。)

これらの距離と角度を適当に縮小して方眼紙に作図し、 木の高さを割り出しました。
結果は27m±α。周辺の森林の高さとしては良い数値です。

高校数学どころか、小学校の算数で出来るはずの内容なのですが、なかなか現場で「こうすればいい!」という発想が出てこないものです。

プログラム2.「ツリークエストで樹木種の同定」(1時間30分)

目的

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木の葉の標本から種の特徴を読み取って、図鑑でその樹種を同定できるようになる。
さらにその種を実際に植生の中から探し出すことができるようになる。
種がわかる、という自信をもつことで、その森への親近感を感じられるようになる。

プログラム説明

ツリークエストは、比較的簡単に植物の種類がわかるようになる、ゲーム感覚の楽しいプログラムです。

事前にフィールドの(採集に問題のないエリアで)樹木のリストを調べ、主要な樹木のなかから必要種数の葉を採集しておきます。
班の数の合わせて3~4種ずつにわけ、それらの名前を(どれがどれかはわからないようにして)書いたメモと一緒にポリ袋などにパックして、各班に配ります。

各班は、パックの中の標本がそれぞれどの種名なのか図鑑で詳しく調べ、その特徴をメモします。
その後実際にフィールドで今調べたものと同じ種を探し、採集してきます。

優秀な班はすぐに4種集めてしまい、パックを交換して時間内に12種も確認してしまいました。
難しい種が混じっていた班は、どうしても全部発見できずに悔しがることしきりです。
ゲーム的に順位がつくところもツリークエストの楽しいところです。

プログラム3.「フォレストウォークで森林の観察と把握」

目的

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木々の生きざまや人との関わりを、実物を観察しながらインタープリテーションを受けることで、学び考えて理解します。

プログラム説明

屋久島は全国有数の優れたエコツアーサイトですが、特にヤクスギランドはその代表的エリアです。
この恵まれた環境を教材にできるのが屋久島高校の魅力と言えるでしょう。

このプログラムは森にある全てのものを腑に落ちるように、面白く解説(インタープリテーション)し、それらのことがらを互いに関連付けして理解を深めてゆきます。
プログラム1で試みた森林空間のスケール感覚や、プログラム2の樹種の知識がここで生きてきます。

なおヤクスギは耐久性がずば抜けて高く、森の中には薩摩藩政時代の伐採作業の遺跡がそのまま現存しています。
先祖たちが残した実際の仕事跡を見て触った実感をもとに、当時の島の暮らしや経済、薩摩藩や大阪との関係など、考えることができる、歴史教材としても優れたものです。


生徒たちの感想

  • ツリークエストは葉の特徴などをよくとらえないとなかなか見つからないので、
    難しかったけど面白かった
  • 木のことだけ今までの実習であまりしたことがなかったのでとても勉強になった
  • ヤクスギランド内のほとんどの木の種類をおぼえることができてとても良かった
  • ツリークエストで自分たちで葉の特徴をとらえて探すのが楽しかった
  • 今まで何気なく見ていた木をこんなに観察したのは初めてだった
  • 自分が住んでいる島の歴史などを知れてよかった
  • 屋久島により興味が持てる実習でした。
    ただ山を歩くだけでも、これからは一つ一つの葉っぱをみつけて名前をあてる面白さがありそう
  • 屋久島の歴史がわかり面白かった
  • ツリークエストが一番楽しかった
  • 今回の実習は初めてのことが多くて、たくさんの事を知ることができた

ツリークエストが一番人気!
また森を歩きながら歴史を学べたことが特に印象深かったようです。

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